住宅ローン金利の動向と推移を比較する
あなたは住宅ローンの金利がどのように決められているのか、ご存知でしょうか。
住宅ローンを取り扱う金融機関がその金利を決める際、じつは基準としている金利があります。その基準としている金利に経費や利益などを加味し、それぞれが住宅ローンの金利を決定しているのです。
そんな住宅ローン金利の基準となる金利はおもに3つ。「財政投融資貸付金利」「長期プライムレート」「短期プライムレート」です。
住宅金融支援機構融資などの公的ローンの場合は「財政投融資貸付金利」を基準に、また民間の都市銀行などの金融機関は「長期プライムレート」「短期プライムレート」を基準にした金利を適用しています。
そのため、住宅ローン金利の動向と推移を比較する際には、この基準となる3つの金利の動きを欠かさずにチェックする必要があるのです。
しかし、こうした基準となる金利のチェックを続けていたとしても、今後の住宅ローン金利がどのように推移していくのかを予測するのは大変難しいことですよね。
金利は基本的には、景気がよくなればそれに伴って上昇するものであるため、ゆるやかな上昇あるいは横ばいを続けている現在の日本の経済情勢の中では、短期的にはともかく、中長期的な目で見ると金利は少しずつ上昇する可能性があると言えそうです。
急激に数%も上昇する可能性は、過去10年の長期金利の変動から見てもないと言えますが、ほんの少しの変動でも返済総額に大きな影響を与える住宅ローン金利は、小さな動きも見逃さないようにしておく必要があります。
2010年秋に復活した日銀のゼロ金利政策などにより、今後しばらくも過去と同様に低金利の状態が続くと予想される住宅ローン金利。
現在のデフレが解消するまではこのゼロ金利政策が続くということですが、「まだまだ金利は低いまま!」と気を緩めることなく、今後の経済情勢を見極めていくことが重要になりそうです。

